とどろけ、響け、サシキンチュの心意気。
町商工会青年部(下地博一部長)は、現在、郷土の太鼓曲の創出に取組んでいます。浦添の「てだこ太鼓」の指導者金城正則氏の特訓を受け、週2回、馬天小学校体育館で“佐敷太鼓”を響かせています。
8台の大太鼓に真剣な表情でバチをくり出すメンバーには、昼間の仕事の疲れは感じられません。琉球三山統一の覇者「尚巴志」にちなんだ力強い太鼓曲、さらに、自然豊かな佐敷町の美しさを織り込んだ曲の創出がめざされています。特訓を受けるメンバーの額の汗は、完成の近いことを知らせてくれます。
「ドーン、ドドドッ、カッ、カッ…」、佐敷・尚巴志太鼓(仮称)が、今夜も気合いの入った掛け声と共に響きます。