質問
先月号で退職被保険者制度について聞きましたが、その制度の狙いは何でしょうか。
お答え
人生の大半をサラリーマンとして過ごし退職後国民健康保険に加入しなければならない方々にとって、若い元気な頃は高い保険料を負担し、その割に病気もせす医療保険に相当寄与したにもかかわらず退職した途端に給付率の低い国保に移らなけれぱならないのは釈然としない、との気持ちがあります。
このような高齢退職者の退職後の給付率の低下を防止し、生涯を通じて一貫したものにしようとするのが第一の狙いです。
質問
制度間で違う給付率の一本化に近づいているわけですね。そのほかにどんな狙いがありますか。
お答え
高齢退職者が国民健康保険に中途加入した場合、医療費は相当高いが年金生活者のため保険税は医療費を賄う程にはなりません。結局足らない部分は本来の国保の被保険者に頼ることになり、その人たちにとっては納得できない思いがあります。一方、退職者自身としては若い頃多額の保険料を被用者保険に払い込んでいるのだから、退職後といえども何らかの見返りがあってしかるべきだという気持ちが強くあります。このような被用者保険と国民健康保険との間の退職者をめぐる費用負担の不合理を是正するというのが第二の狙いです。
質問
制度問での費用負担の関わりができたわけですね。退職者の医療費の負担財源の不合理はどのように見直されたのでしょうか。
お答え 退職者の医療費は、退職者本人の保険税と以前加入していた被用者保険からの拠出金で賄われることになりました。
@ 夏のアングル フォト・スケッチ 8-9 @
子どもたちの歓声がさわやかに響き、今年の夏も輝きました。夏休みの思い出は子どもたちの成長にとってかけがえのないものとなります。
まだまだ陽光はおとろえをみせていませんが、夏休みも終わり、新学期はスタートを切っています。
写真でみる子どもたちの、今年の夏物語。いろいろな思い出のつまったワンカット集です。