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佐敷中 近代的な新校舎が完成 落成祝賀会は喜びと期待に満ちて

2学期からは、赤がわら風屋根の新校舎で。8月5日午後3時から町、PTA、教育関係者ら多数が出席して佐敷中学校校舎新増改築落成式・祝賀会が町老人福祉センターで行なわれました。
幾多の人材を送り出した旧校舎も20年の歳月の中で老朽化が進み、新たな学舎の創出が待たれていただけに、関係者は新校舎の完成を大喜び。山城時正町長は「教育の町・佐敷をさらに輝かせ、21世紀を担う世代を教育するにふさわしい建物。今日のこの喜びと感激は、関係各位のご支援とご協力のたまもの」と、式辞を述べていました。
英語教師の山城圭子ドリーンさんら教育協力者5人、施工業者13人に感謝状が贈られたほか、式典終了後のアトラクションでは華麗な琉舞が披露され、祝賀の宴に彩りを添えていました。
一方、中学生を対象にした落成式典は同日午後2時すぎから中学校体育館で行なわれ、全校生徒が新しい校舎の誕生を祝いました。
席上、生徒会長の与儀真琴さんが「いつでも校舎をきれいに、そして気持ちも新たにスタートして、みんなが1つになって新しい歴史と伝統を作り上げよう」とあいさつ。会場から大きな拍手がわき起こっていました。
新校舎の面積は5188平方メートルで、17教室と13の音楽、図書、視聴覚、語学演習など特別教室を備えた快適な学習環境。旧校舎の解体も含め総工費8億4900万円をかけ、昨年から工事を行なってきていました。

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大分類 テキスト
資料コード 008442
内容コード G000000581-0002
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第146号(1989年9月)
ページ 2
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1989/09/10
公開日 2023/11/26