少年非行が急増しています。県警察本部の統計によれば、昭和63年沖縄県下において、刑法犯で少年1497人が検挙されています。前年に比べて34.9%も増加しています。その他「深夜はいかい」などで補導された少年の数は22452人と前年より3000人以上も増加しています。私たちの沖縄県においては、少年の「深夜はいかい」が大きな社会問題となっており、特に中学生の増加が目立っています。
「非行は社会の病気です」。自分の子どもが、地域の少年たちが、この病気にかからないように、地域の住民ひとり1人がお互いに注意して非行や犯罪のない明るい地域社会づくりにつとめましょう。
明日の社会を築く少年を非行から守り、不幸にして非行に陥った少年には、あなたのあたたかい心でその立ち直りを助けましょう。
今年も法務省主唱により、7月1日から1カ月間「第39回社会を明るくする運動」が行なわれます。この機会に地域住民ひとり1人が子どもたちの生活に気を配り、犯罪や非行のない明るい社会をつくりましょう。