5月は総会シーズン。町でも各種団体の総会が相次いで行なわれ、決意も新たに新年度のスタートを切っていました。
佐敷町農業協同組合の平成元年度通常総会は、5月27日午後町老人福祉センターで開かれ、前年度の事業報告、本年度の事業計画の設定などが行なわれました。
総会には大勢の組合員が出席、「取り巻く情勢は厳しいが、全員が一体となって豊かな農業を築こう」と誓い合っていました。また、明日を目ざす農業活性化のために地域農業振興計画も提案され、全会一致で承認されていました。総会終了後は、糸満ヤカラーズによる民謡ショーや太鼓の芸も披露され、大盛況でした。
また同じく27日には、佐敷中城漁業協同組合の通常総会が津波古公民館で行なわれ、昭和63年度の事業報告、平成元年度事業計画(案)などが審議、承認されていました。
同漁協の事業基本方針では、つくり育てる漁業を基本とする沿岸漁業の振興を図るため、漁業組織の強化と経営の安定化が強調され、組合員一丸となった諸事業の推進や行政を始めとする関係機関との連けいが確認されていました。
農協、漁協の総会に続いて、5月29日には、佐敷町商工会の通常総会が町老人福祉センターで開催されました。総会には多数の会員が出席、前年度収支決算、本年度事業計画(案)などを全会一致で承認していました。
事業計画によると、事務局体制並びに環境の整備推進、組織及び財政強化対策の推進など5点の重点項目を掲げ、事業活動を展開することにしています。