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シーサーに安全たくして  馬天入口に交通安全塔建設

育てよう、広げよう交通モラル、みんなの願い交通安全。佐敷町の表玄関、馬天入口交差点に交通安全を呼びかけるユニークな交通安全広告塔がお目見え。4月12日朝には関係者約50人が出席して除幕式が行なわれました。
高さ5メートルの塔の上には、町在住の芸術家、渡名喜元俊さん制作のシーサー(魔除けの獅子像)を形どったモニュメント。4面の台座には「事故のない町・明るい佐敷」「安全街道ヤシ並木 みんなで守る交通ルール」など鮮やかな色で大書きされ、交通安全を力強くアピールしています。
除幕式で山城時正町長は「関係者の協力により完成をみたことを町民と共に喜びたい。シーサーには交通三悪ににらみをきかすと同時に、歩行者の安全をやさしく見守るという二重の願いが込められている。これを機に交通安全意識をさらに高め、交通死亡事故ゼロの町の実現をめざしたい」とあいさつしました。
続いて、仲嶺眞盛与那原警察署長、奥間邑一町議会副議長、粟国良行与那原地区交通安全協会長があいさつ。安全の塔の完成を喜ぶとともに、家庭、学校における安全教育の徹底、交通ルール・マナーの遵守、地域ぐるみの交通安全の取組み強化を望んでいました。
また、除幕式に先立ち馬天入口交差点では、交通安全母の会と町婦人連合会の皆さんが信号待ちのドライバーにチラシを配布、交通3悪の追放とゆとりある運転を呼びかけていました。

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大分類 テキスト
資料コード 008442
内容コード G000000577-0006
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第142号(1989年5月)
ページ 4
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1989/05/10
公開日 2023/11/26