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町民主体の町政を推進  山城町長、町議会3月定例会で所信を表明

平成元年度の町政を方向づける第68回佐敷町議会定例会は、3月13日から28日までの16日間の会期で開かれ、開会冒頭、山城時正町長が町政運営方針を述べました。

その中で山城町長は「町民1人ひとりのまちづくりへの意欲と情熱を基盤に、豊かな活力に満ちた明るく住み良い佐敷町の発展を図っていく」ことを強調。町民主体の町政を基本とし、「夢ふくらむ郷土」「学び、伸びる町」「思いやりと健康の里」「希望に満ちたふるさと」という4本柱のもと、調和のとれたまちづくりを推進していくことを明らかにしました。
さらに産業振興、教育・文化、福祉と健康づくり、コミュニティー育成、環境整備等、4期16年の町政運営の成果を報告。まちづくりへの町民の協力に重ねて感謝するとともに、将来の展望が開ける町勢の進展に引続き積極的な姿勢を示しています(施政方針全文は7~12ページに掲載)。
町は、今議会にこの施政方針の裏づけともなるべき、平成元年度.般会計予算など18件の議案等を提出しました。提案された一般会計の予算総額は27億4700万円。この予算を活用して新年度は、健康のまち・福祉のまちづくり事業、ふるさと創生事業、緑地公園整備事業、佐敷中学校屋外環境整備事業、勤労者体育館建設事業などが行なわれます。
3月17日の一般質問には8人の議員が登壇。消費税導入、ふるさと創生事業、マリンタウン計画、土地区画整理、地場塵業の育成、町政運営方針等の諸問題について活発な論戦が展開されていました。

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大分類 テキスト
資料コード 008442
内容コード G000000576-0002
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第141号(1989年4月)
ページ 2
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1989/04/10
公開日 2023/11/26