「子どもたちは次代を担う社会の宝。心ばかりですが、学校教育のために役立ててください」と、五十万円を町に寄贈してくださったのは、篤志家として知られる上原清善さん(70歳)。
2月2日午前、同氏宅で行なわれた贈呈式には、町教育委員会の宮城教育長と嶺井課長が出席。「上原さんの子どもたちを愛するお気持ちには本当に頭が下がります。昨年3月に68冊もの図書をいただいたばかりで、今回またこのような大金を頂だいし、恐縮に存じます。ご期待にたがわぬよう有効に活用させていただきます」と、お礼を述べていました。
「仕事でもうかった分を、本当に喜んでくれる人にお返ししているだけです」と控えめな上原さん。 寄せられた善意は、町立の幼稚園、両小学校、中学校の図書の充実に役立てられることになっています。