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生徒の健康づくり担って15周年 給食センター記念式典開かる

佐敷町知念村給食センター事務組合設立十六周年・学校給食十五周年を祝う式典が、2月4日午後、町老人福祉センターで盛大に行なわれました。
式典であいさつに立った同事務組合の山城時正管理者は「関係各位の今日までのご尽力、ご貢献に深く敬意を表し、あらためて感謝申し上げる」と前置き、「伸び盛りの子供たちに栄養バランスのとれた給食を与えることは、心身の発育のみならず、望ましい食事に関する経験を積ませることにもつながっている」と述べ、学校給食のさらなる充実を目指し、決意をあらたにしていました。
経過報告のあと、給食センター事務組合の運営に功労のあった歴代管理者、組合議員ら役員20人、職員12人に対し表彰状が贈られ、被表彰者を代表して前管理者の伊集盛郎さん(前知念村長)が謝辞を述べていました。
続いて、知念進組合議会議長、宮城繁組合教育委員会教育長、久場長哲県教育庁保健体育課長が祝辞に立ち、給食センターの充実発展を望んでいました。
式典終了後は祝いの宴。舞台では芸達者な職員の皆さんによって琉舞や空手などが披露され、つめかけた人たちの目を楽しませていました。宴も中盤を過ぎると、杯を傾けながら和やかに歓談する光景があちこちで見られ、会場は明るい喧喋の渦に包まれていました。
同センターの配食は五小中校で2700人。季節の野菜や地域の産物も加え、豊かなメニューで児童生徒に喜ばれるよう努めてきています。会場には調理人の皆さんに対する子供たちの感謝の寄せ書き等も展示され、大好評でした。

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大分類 テキスト
資料コード 008441
内容コード G000000572-0002
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第140号(1989年3月)
ページ 2
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1989/03/10
公開日 2023/11/21