方言名 チャーマーミ。マメ科、カワラケツメイ属。熱帯アメリカ原産のこの植物が、沖縄に帰化したのはいつの時代かはっきりしない。
沖縄各地でお茶の代用、または薬用植物として古くから屋敷内に植栽されている。種子を炒ってお茶の代用にする他に慢性胃腸病、黄疸、便秘、腎臓病、膀胱炎、尿道炎などに薬効があるという。
高さ1.5m位になる直立性草木で一年生。葉は複数羽状複葉、花は黄色。栽培はきわめて簡単で、放置しておけば種子が周辺に散って発芽し、毎年収穫できる。自然食、薬草、漢方薬が話題になる昨今、簡単に栽培できるこの植物を代用茶として利用してみてはいかがでしょう。
「恵比寿草」、その名も招福のイメージがあって親しみを感ずる。