なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

佐敷の自然 生物たち53 エビスグサ

方言名 チャーマーミ。マメ科、カワラケツメイ属。熱帯アメリカ原産のこの植物が、沖縄に帰化したのはいつの時代かはっきりしない。
沖縄各地でお茶の代用、または薬用植物として古くから屋敷内に植栽されている。種子を炒ってお茶の代用にする他に慢性胃腸病、黄疸、便秘、腎臓病、膀胱炎、尿道炎などに薬効があるという。
高さ1.5m位になる直立性草木で一年生。葉は複数羽状複葉、花は黄色。栽培はきわめて簡単で、放置しておけば種子が周辺に散って発芽し、毎年収穫できる。自然食、薬草、漢方薬が話題になる昨今、簡単に栽培できるこの植物を代用茶として利用してみてはいかがでしょう。
「恵比寿草」、その名も招福のイメージがあって親しみを感ずる。

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大分類 テキスト
資料コード 008441
内容コード G000000572-0001
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第140号(1989年3月)
ページ 1
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1989/03/10
公開日 2023/11/21