質問
毎年3月から5月まで役場職員が国保税の夜間徴収をしているのが見受けられますが、そこまでしないといけないのですか。
お答え
国保税の最終納期の6期分の徴収が終わるのは2月末ですが、その時点での収納率は68.1%とかなり低い率となっています。出納整理期間の5月までに100%を目標にしていますので、短期間に大へんな額の国保税を徴収しなければなりません。そこで、やむを得ず戸別訪門の徴収となっているのです。
質問
国保税の収納率が低いとどのような影響が出るのですか。
お答え
国保財政が苦しくなって、病院への支払いに支障が出たり、借入れに結びついたりして、次年度の税率引上げの要因の一つとなります。また、収納率が94%未満の場合は国庫補肋金の一部がカットされます。納税者の方も延滞金が加算され、また役場職員の事務量と時間も増加し大きな損失となります。
質問
このような状況の中で、役場の担当としてどのような対策を考えていますか。
お答え
まず取組みを早めたいと思っています。昨年の12月には納め忘れの方に協力願いの文書と納付書を送りました。未納額の明細も添付してありますので早急に納めてください。未納すると3月の国民健康保険手帳の切替えに支障が出る場合があります。多額の未納がある方は分割納付等の計画を立て、遅くても5月までには納めるようにしてください。
質問
ほかにどのような対策がありますか。
お答え
やはり臨戸徴収が現在のところ最終の手段になりますが、その前に国保のしくみや現状をお知らせして、被保険者の皆さんの理解と協力を求めていきたいと思います。