この度、栄養教室を受講する機会を得ました。今回は主に、成人病予防、健康増進に欠かせない正しい食生活、正しい食べ方について学びました。栄養学、食品学、食品衛生学、調理学、調理実習(バランス食・高血圧食)、成人病の基礎知識など、充実した講義内容となっていました。
高齢化現象や社会生活の複雑多様化に伴って脳卒中、心臓病などの成人病か増えているといわれます。これらの病気は、習慣病ともいわれているように食生活、日常生活のあり方に深い関連かあるそうです。講義の中では「自分の健康は自らつくる」という自覚を持って、栄養、運動、休養の三つのバランスの取れた生活の大切さを教わりました
栄養学は勉強すればするほど私には難しく感じました。が、しかし今まで知らなかったことをたくさん学べましたので、自分の健康、家族の健康を守るために栄養のバランスを考え、身近にできることから実践していきたいと思います。
私は今まで自分の健康に自信がありましたし、食事もバランスが取れていたと思っていましたが、この教室で勉強して、やはり間違ったところがあったと反省させられました。それは、動物性脂肪の取過ぎと塩分、糖分の取過ぎでした。私は栄養教室で学んでから、これらを気をつけて食事を作るように努力しました その結果、教室を修了するころは体重も標準体重になりコレステロールも百八十五と正常範囲になりました。主人も高血圧と診断されていましたが、減塩食を心かけて頑張ってきましたので、現在は正常血圧になっています。これもひとえに栄養教室と栄養改善教室で学んだおかげだと感謝しています。今後も塩分、糖分を控え目にして、豆腐料理や血管の抵抗力を増やす緑黄色野菜を多く取り、果物、海藻類も欠かさず食卓にのせて健康の保持、増進に努力したいと思います。
私たちのために熱心にご指導してくださいました諸先生方、受講の機会を与えてくださった関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。今後は、自分が学んだことを実行し、伝達講習会等を通してできるだけ地域に還元し、食生活改善の普及につとめ、推進員としての役割を果たしていきたいと思います、
栄養教室は新年度も実施されるとのことですので、家族の健康と食生活を預かる婦人の皆さんか進んで受講されることを願って、つたない感想文の結びといたします。