なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

佐敷の自然 生物たち52 ホウセンカ

鳳仙花。方言名 チンサグー・ティンサグ。昔から、 「ティンサグの花や爪先に染めて…」と唄い親しまれているこの植物は、インド、マライ、中国が原産地とされている..いつの時代に沖縄に移入されたかは明らかでないか、相当に古い時期から庭先に植えて観賞用にしていたであろう。
一年生植物で、繁殖力旺盛。背たけは70センチ程に達し、ピンク色の花をつけるのが多いが、花色は濃紫紅色から白色までいろいろの品種かある。
白花は、ハブ(サキシマハブ)の毒消しに薬効があるといわれ、西表島では花弁や茎の絞り汁を患部に塗リ、治療薬とし(利用している、サキシマハブ以外のハブ毒に用いるかどうかはわからない。

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大分類 テキスト
資料コード 008441
内容コード G000000571-0001
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第139号(1989年2月)
ページ 1
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1989/02/10
公開日 2023/11/21