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高まる道徳教育への関心 佐小・佐中共同研究発表会

豊かな心情を養い、進んで実践する児童・生徒の育成―をテーマに、道徳教育の共同研究に取組んできた町立佐敷小学校と佐敷中学校では、12月9日、二年目の成果を発表しました。
この日は、公開授業を行なったあと、佐敷小学校体育館に300名余の教師らが参加して全体的な研究発表が持たれました。
冒頭、宮城教育長は「21世紀を担う望ましい児童生徒を育成するため、地域に根ざした道徳教育を推進していきたい」とあいさつしました。
研究発表に立った町田啓子教諭(佐小)は「道徳の授業が実践に結びついてあいさつが上手になり、学校もきれいになった」と述べたあと、道徳教育に対する父母や地域の関心の高まりを強調しました。
また、新垣正祐教諭(佐中)は生徒会を中心としたあいさつ運動、花いっぱい運動などの展開で、生徒の道徳性が少しずつ着実に向上していると報告。「二年間の取組みを通じて、小・中の連係が強まったことの意義は大きい。研究はやっと緒についたばかり。今後も共同研究の中身を掘り下げていきたい」と意欲をみせていました。
講評に立った島尻教育事務所の金城則子指導主事は「子供たちの実態に則した道徳指導と実践化は見事」と評価。今後の授業での郷土資料の活用を望んでいました。

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大分類 テキスト
資料コード 008441
内容コード G000000570-0004
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第138号(1989年1月)
ページ 4
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1989/01/10
公開日 2023/11/21