11月21日、町心豊かなふるさとづくり推進協議会主催による「花のツアー」が、老人クラブ、婦人会、区長会の皆さんら約40人の参加を得て行なわれました。
民間における建物緑化、生け垣緑化を中心に見て回り、緑豊かな環境づくりを推進するのが狙い。この日は、オオイタビによる壁面緑化(西原町)、大謝名保育園のウッド・ローズによる消エネパーゴラ(日よけ)、ガジュマルの大刈込み(宜野湾市)、ゲッキツと花ブロックを利用した屋敷囲い(読谷村)などを視察。いずれ劣らぬ民間緑化の好事例に、参加者は感嘆の声を上げていました。
最終地は、中城村荻堂を巡回。植物園化構想の下、地域ぐるみで快適な環境づくりが展開されている様を目のあたりにし、大きな刺激を受けていました。
説明に当たった沖縄市民緑化センターの武田慶信さんは「外に開かれた緑の空間づくりが、潤いと安らぎを与える」と述べ、個から公共への波及効果の意義を強調していました。
今回実施された「花のツアー」は、緑のまちづくり、花いっぱいのまちづくりの推進の中心となる皆さんにとって大いに刺激となり今後いろいろな方面で生かされることでしよう。