国税に関する事務は、大蔵省が担当しています。そして、内国税の賦課微収は大蔵省の外局である国税庁とその下部機関である国税局(国税事務所)、税務署が担当しています。
国税庁の下に、全国11の国税局と沖縄国税事務所、さらに514(63年3月末)の税務署があります。
税務行政は、納税者が税金の意義を理解し、自主的に正しい申告と納税をしていただくために、税務相談、広報、指導、調査などの諸活動を行なっています。
税の相談は税務相談室へ
税務相談の窓口として、国税局、沖縄国税事務所および全国の主要都市にある税務署に151の税務相談室が設けられています。
ここでは、知識や経験の豊富な相談官が、納税者の皆さんの税金に関する相談や苦情に対して、納得のいくまで、親身になって応対しており、62年度に受理した相談の件数は306万5千件にも達しています。
便利なテレホンサービス
テレホンサービスは、電話で気軽に相談できるので、便利な税務相談窓ロとして多くの方に利用されています。沖縄国税事務所税務相談室(℡0988-63-7746、67-6815)へお気軽にご相談ください。
なお、62年1月からは、税金の相談にコンピュータが回答するタックスアンサーが新たに登場しました。このシステムは現在、東京、大阪、名古屋国税局の税務相談室に設置されています。わが沖縄国税事務所にも早めに設置して、納税者サービスの向上に役立ててほしいものですネ。