質問
老人医療は無料とか国がみるから保険税は関係ないと聞きましたが……。
お答え
そのようなことはありません。病院の窓口で皆さんが支払う以外に、国・県市町村や各保険が分担して病院に払っています。
質問
佐敷町の国保の老人の例で具体的に説明してもらえませんか。
お答え
昭和61年度の国保の実績をみると、老人の医療費総額は4億7千万円でそのうち老入の皆さんの自己負担が320万円で、1.8%に相当します。残りの98%にあたる1億6干800万円は老人保健から拠出して病院等に支払基金をとおして支払われます。
質問
私達の自己負担以外に多額の支払いがあることがわかりましたが、その1億6干800万円のうち佐敷町の負担はいくらですか。
お答え
町の国保会計から1億681万円を負担しました。そのうち国から負担金で4,753万円、補助金で約1,480万円が国保に入ってきましたので、町の国保の実質負担は4,440万円となります。
質問
その4,440万円はどのように工面するのですか。
お答え
ほとんど保険税として被保険者の皆様に課税されます。総医療費の26%程度が保険税で支払われることになります。
質問
我々老人の医療費が保険税と関係することがわかりましたが、62年度の医療費はどの程度の額になっていますか。
お答え
昭和62年度の医療費は実績で2億2,709万円となっています。これは前年度より32%も増加しています。健康づくりの必要性がますます高まってきました。一人ひとりが関心を持っていただきたいと思います。