躍動感あふれる勇壮な演技で観衆を魅了-。地域の伝統芸能棒術の継承に努める津波古棒術保存会(嶺井時光会長)の青年たちが、県民注視の晴れ舞台で見事な棒術を披露、拍手喝さいを浴びました。
第二十四回青年ふるさとエイサー祭りは、9月3日、4日の両日、奥武山総合運動公園で盛大に行なわれましたが、津波古の棒は初日の郷土芸能の部で演じられました。
この日は、知念村知名の松竹梅、勝連町平安名のコッケイ踊り、中城村伊集の打花鼓など、特色ある14の伝統芸能が地域の青年たちの手によって展開され、多くの観衆の目を楽しませていました。
わが津波古の棒術は五番目に登場。一人棒から五人棒まで、熱心なけいこのかいあって、大舞台のプレッシャーを物ともせず、いずれも堂々と演じ切っていました。
エイサー祭りへの出場で自信をつけた津波古棒術保存会のメンバーは、棒術の正しい継承とその創造的発展に意欲をみせています。