厚生年金保険の受給者や被保険者およびその家族の保養、健康づくりなどを目的にした「沖縄厚生年金休暇センター」(仮称)の新築工事安全祈願祭が9月20日、本町字新里で行なわれました。
同施設は、社会保険庁が建設、財団法人厚生団が運営に当たるもので、昭和65年11月をオープン予定としています。敷地面積約3万6000坪、延べ床面積約4500坪で、
総工費は約50億円。
同センターは40人のお年寄りを収容できる老人ホームのほか、一般の宿泊室、会議室、レストラン、大浴室、歴史資料室などを整備した六階建てのセンター棟、トレーニング室、温水プールを設けた体育棟、またレジャープール、テニスコート、多目的グラウンドなどを完備した屋外スポーツ施設から成っています。
この日、地元を代表して安全祈願のあいさつをした山城町長は、同センターの建設は南部市町村の活性化、産業の振興ひいては県のリゾート開発にも貢献するものと、大きな期待を寄せていました。