心あたたまる便りが、このほど町社会福祉協議会に届きました。
町社協は、福祉事業の一環として年二回、盆と正月に、町出身の長期療養者の見舞いと、老人ホーム等入所者の慰問を行なっています。今回の便りは、長期療養中の方からの礼状です。心のこもった礼状に町社協の知念会長をはじめ職員の皆さんは、大いに感激していました。
以下に、長期療養者見舞いに対する今回の礼状の全文を原文のまま紹介いたします。
「謹啓 遠い所からのお見舞いどうもありがとうございました。佐敷町広報等機関誌を介護員に朗読してもらい、拝聴させて頂きました。その月の諸行事、出来事が部屋に居ながら知る事が出来、とても喜んでいる次第です。私も皆様のおかげで、これといった不調を訴える事もなく療養生活を送っております。まだまだ暑さは続くものと思われますが、お体には充分留意され頑張って下さい。それでは、皆様に宜しくお伝え下さい」
町社協では、今回の礼状の感激をバネに、さらに長期療養者見舞い、老人ホーム等入所者慰問を充実させていくことにしています。
知念会長は「見舞いや慰問の現場で大へん喜ばれることも感激ですが、このような礼状が届くことは、福祉事業にたずさわっている者にとって大きな励みとなってまいります。今後の取組みにとっても勉強になり、やる気も湧いてきます」と、今後の抱負も含めて事業の充実化を語っていました。