なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

くしゆっきい50 珍問答

去る1月、文化財保護委員の研修会が名護市で行なわれた。佐敷町からは知念盛俊会長以下五人、教育委負会から三人が出席した。
研修会では、各町村の文化財行政の現況と当面する問題点、文化財行政のあり方等について真剣な討議が行なわれ、実り多い研修会であった。
帰路を急ぐ車の中で近ごろはやりの薬草が話題になった。ツワブキ(チファンプー)は心筋梗塞の予防に妨果があるとの事で、山道で車を止めツワブキを採取。その後、野性の蘭を探している間に次の珍問答になってしまった。
A 「この辺に蘭はありませんか」
B 「知ラン」
C 「これは蘭じゃないですか?」
B 「わかラン」
A 「Dさんは取りませんか?」
D 「僕は取ラン」
E 「俺もいラン」
D 「ほかに良いのはない?」
A 「ネーラン」
B 「こんなものつまラン」
E 「いか加減にして帰ろうよ!」
D「ナマー ケーラン ドー」
とんでもない珍問答に同乗の西田さん、笑い過ぎてお腹が痛くなり正露丸のお世話になったとか。
 *      
戦前、沖蝿一中の桃原先生と生徒A君との珍問答も傑作である。
先生「A君、酸の種類は?」
A君「塩酸、硫酸、硝竣、……」
先生「もっと沢山ある」
答えにつまったA君、「桃原サン!」。教室は大爆笑となった。
先生がなにっとにらんだら、A君「うとぅるサン!」。先生が「ぬがーら サン」と頭を叩く、A君「わっサン」で幕。   (M生)

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大分類 テキスト
資料コード 008441
内容コード G000000564-0010
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第132号(1988年7月)
ページ 5
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1988/07/10
公開日 2023/11/21