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佐敷金杜

本町は、まちづくりの柱のひとつに「明るい生活思いやりの町」をかかげ“福祉の風土づくり”をめざしている。福祉に対する意識の高揚、地域における福祉活動への理解と協力は、高度福祉社会の実現にとって欠かせないものである。
町社会福祉協議会、地域ボランティア、関係各種団体による日常活動は、本町の“福祉の風土づくり”に大きな力となっている。お互いが理解し合い、助け合っていく社会の実現をめざし、多くの人々が知恵を出し合い、力を尽し、協力し合っている。こうした中、先日行なわれた第二回佐敷町福祉まつりは、義意深い催しであり、「友愛の輪を広げよう」のテーマそのものを実現するものとなっていた。
和気あいあい、みんなが楽しみながら参加し、ふれあいを深め、福祉の意義を知っていくことは、今後の本町の福祉の向上にとって大きな力となっていくことであろう。福祉社会の実現は、こうしたことのひとつ一つの積み上げによってなされるものである。一人ひとりの福祉に対する理解と尽力が輪となっていけば偉大な力を発揮することになる。
福祉まつりの開催は、その意昧で今後ともさらに充実させ、より多くの町民の皆さんが参加できるものとしていかなければならない。より多くの参加が、福祉の風土づくりの確実な礎石となり、また、ボランティアの誕生につながっていくことと思う。まつりの更なる発展を願っているところである。 (町長)

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大分類 テキスト
資料コード 008441
内容コード G000000564-0006
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第132号(1988年7月)
ページ 3
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1988/07/10
公開日 2023/11/21