私たち婦人会員は地域社会を明るくすることに努力しましょう-などをスローガンに、佐敷町婦人連合会の第四十二回定期総会が4月10日午後、町老人福祉センターで開催されました。160人余の会員が出席、昭和62年度事業経過報告、収支決算、昭和63年度事業計画(案)、予算(案)を審議、承認しました。
総会には県婦人連合会の赤嶺千壽会長も出席。「明るい地域社会をつくるのは私たち婦人会の役目。引っ込み思案にならないで、頼まれたら積極的に関わっていくことが大切」と激励のあいさつを述べていました。
町婦人連合会の新年度予算は、昨年並みの200万円。この活動費で、無公害せっけんづくり講習会、婦人の主張大会、バレーボール大会、町議会の傍聴などを行なうことになっています。
役員改選では、新会長に志喜屋和子さん、副会長に吉田洋子さん、書記会計に喜瀬雪子さんを選出。
志喜屋新会長らは「未熱な私たちにこの大任が果たせるか不安もあるが、皆で考え、皆が参加する積極的な婦人会づくりに頑張っていきたい」と抱負を述べていました。
最後に、組織の運営に功績のあった勢理客光枝前会長ら役員に感謝状と記念品が贈られ、会場は労をねぎらう拍手のうずに包まれていました。
昨年開かれた海邦国体では、共同調理をはじめ湯茶の接待など数多くの役割を果たし、国体成功の原動力となった町婦連。その団結力と行動力は高く評価されており、今後の活動に大きな期待が寄せられています。