第二回全国選抜中学校ソフトボール大会における佐敷中学校女子ソフトボールチームの準優勝は、私たち町民をビックリさせ、また、大きな喜びを与えてくれた。
決勝戦で愛知県代表におしくも不覚を取ったが、その戦いぶりは力強いものであったと伝えられている。決勝戦まで連日入ってくる試合の模様に、あわよくば全国征覇という気持ちを大きくふくらませた町民の皆さんも多いはずであろう。
それにしても全国大会でのみごとな成績は、選手自身はもとより生徒たちに大きな勇気と誇りを生じさせたにちがいないであろう。私たち町民にとっても今回の快挙は大きな誇りともなった。
全国の精鋭を相手に戦った経験は、今後いろいろなところに生きてくると思う。選手たちは勿論、後輩たちにもそれは生きてくるはずである。
新校舎の整備も今年度から始まり、また、米国人英語教師の招請も実現する。佐敷中学校の教育環境は、ソフト、ハード両面にわたって強力に進められていく、新時代が始まるという例えを用いてもよいかもしれない佐敷中学校である。
その同校の新時代の幕あけに全国大会で準優勝という快挙は誠にふさわしい。ソフトボールチームには今後の更なる活躍を期待し、また、生徒の皆さんには学校を愛し、スポーツ、勉学に励み、第二、第三の「全国準優勝」をかちとってほしいと願うものである。 (町長)