昭和64年、新里丘陵上に建設される厚生年金休暇センターがより効果的に運用される
には― と、1月13日午前、関係省庁の職員が建設用地の視察を行ないました。
この日視察を行なったのは、原貞夫社会保険庁年金保険部厚生年金保検課施設班長以下二名の皆さんで、山城町長、金城助役の案内で現地を視案していました。地図や図面をもとに山城町長が現況や位置を説明し、地域振興と利用者のために厚生年金休暇センターの必要性、効果などが強調されていました。
今回の視察は、同施設が地域住民のニーズに応えるためには何が必要で、どうあるべきかなどを検討するためのものであり、立地条件の視察に加え、施設整備面での検討を進めるための一歩踏みこんだ視察となっていました。
この日は、やや強い風が時おり吹きつけるものの晴れ間が広がる天気となり、建設用地
からの馬天港、中城湾の展望はすばらしものとなっていました。遠く勝連半島を眺む雄大な
景色の広がりに、視察におとずれた皆さんは感嘆の声をあげていました。
厚生年金休暇センターは、県内はもとより全国からの人々が利用する施設であり、新里
丘陵上からの眺望は完成後きっと全国的なものとなることでしょう。