長寿の町・佐敷のお年寄りの楽しみの日が今年も盛大に行なわれました。9月17日午後1時より町老人福祉センターにおいて昭和62年度町敬老会が開催されました。
本町には65歳以上の方が1064人おり、この日もセンターのホールが狭く感じられるほど多数のお年寄りが参加していました 式典のあいさつで山城町長は、大先輩に対する感謝のことばを述べ、神谷議長はまちづくりへの協力をお願いし激励のことばとしていました。会では80歳以上の人たちには敬老年金が支給され、参加者全員に記念品が贈られていました。
この日、高齢者祝い金を受け取った知念松徳さん(小谷)は、91歳という高齢を感じさせない元気ぶりで、山城町長より祝い金を受けとると、高々と両手を上げ満場の大拍手を受けていました。
佐敷町の敬老会にふさわしい場面でした。
余興の幕は、町立第一、第二保育所の子どもたちの可愛い演技で切っておとされ、目を細めるお年寄りの盛大な拍手が巻きおこっていました。その後、伊良波兄妹による琉舞、時代歌劇などが行なわれ、プロの演技に場内は湧きかえっていました。