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県下初 厚生大臣表彰(公衆衛生 団体部門)  本町の“健康づくり”大きく評価さる

町民ひとりひとりが自覚し、取組んで来た
本町の“健康つくり”事業が沖縄県で初めての
厚生大臣表彰として大きく実を結びました。

本町の永年にわたる健康づくり事業が評価され、県内初の栄えある厚生大臣表影となりました。
9月8日から山形県において開かれた第20回全国保健衛生大会の席上、表彰を受けたもので、本町の健康づくりのための諸事業が公衆衛生の向上に大きく寄与したことが認められました。
表彰状と記念品は、あらためて9月16日午前、県庁において中村仁勇県環境保健部長から山城町長に伝達されました。
本町は、町民の健康管理意識の向上と検診の受診率の向上などを基本に、健康づくりのための諸事業を進めてきました。なかでも、昭和35年から27年間にわたって続けられている結核集団検診世帯票の作成や同検診の強化、さらに、成人病予防のための諸取組みが今回の表彰では大きく評価されています。
また、健康づくり推進協議会を結成し、保健推進員・母子保健推進員・栄養改善推進員制度による事業の推進など、住民と行政が一体となって健康づくりを行なっている本町の公衆衛生向上への取組みも評価されています。
本町は、まちづくりのひとつの柱に「健康な町」「健康づくり」を掲げており、今回の厚生大臣表彰は、まちづくりを進める上で大きな励みとなっていくことでしょう。長寿町として、また、健康左町として、県内外からこれまで評価を受けていましたが、表彰を機に町民のさらなる健康づくりへの取組みの強化が今後期待されるところです。(健康づくり事業の経過については、次回に詳報をお伝えします)

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大分類 テキスト
資料コード 008440
内容コード G000000552-0002
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第122号(1987年10月)
ページ 2-3
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1987/10/10
公開日 2023/11/17