なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

佐敷の自然 生物たち⑱リュウキュウミスジ

前翅長30ミリ内外のタテハチョウ科の一種で、背面は黒色の地に白色斑が横に三列に並ぶ。腹面は赤褐色の地に背面と同じ白色斑が走る。成虫は周年見られる普通種。年間数回の発生が見られる。
林縁や屋敷林など明るく開けた場所を好むようで、軽快に滑るようにスイースイーと飛んでいるのをよく見かける。縄張りがあるようで、決まった場所を旋回して、他の個体の侵入を防ぐ行動が見られる。食草はミソナオシ、リュウキュウヌスビトハギ、タイワンクズ、ダイズ、クワノハ、エノキ等。
分布は奄美大島以南の琉球列島各地、インド、ジャワ、スマトラと分布域は広い、北海道から九州まで本種に極めて近いコミスジが分布する。写真は小谷にて。

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大分類 テキスト
資料コード 008440
内容コード G000000552-0001
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第122号(1987年10月)
ページ 1
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1987/10/10
公開日 2023/11/17