海邦国体の開催まで残りあとわずかとなった。先般は、本町においても「100日前町民運動推進大会」が開かれ、海邦国体成功へ向けての町民の連帯と相互協力が誓われた。いろいろな取組み、さまざまな試みが語られ、それぞれの立場での町民運動の推進へ向けての決意の発表も行なわれた。
小、中学児童生徒の図画 ・ 書道コンクールの表彰もあり、町民一体となって進んでいる海邦国体への取組みが肌で感じられた。大へん心強い大会の印象であった。
また、先日は、津波古の国体標準献立共同調理を実習する皆さんに試食会に招待された。実においしくいただかせてもらった。国体選手がうらやましくなる味、ボリュームであった。
共同調理人の皆さんのこれまでの努力、工夫は大へんなものであったと思う。全国各地からの選手団に供する食事ということで難しい面が多々あると思われる。食文化のちがいなどは、特に本県の場合など苦労している点ではないだろうか。
スポーツ選手のスタミナ源ということでも相当な工夫があるはずである。限られた予算内でこれらを満たすことは大へんなことである。
食中毒など衛生面での苦労もあり、苦労の絶えない仕事である。しかし、調理場には明るい声が往きかっていた。
沖縄の味もそこここに生かされた国体標準献立、ここにも町民の皆さんの積極的な取組みが感じられた。(町長)