櫂のはねあげる水しぶきも勇壮に、5月31日(日)午後3時より馬天港において、佐敷・中城漁協主催の佐敷ハーリーが行なわれました。
この日はちょうど旧暦の5月4日の海神祭の日とあって、会場の馬天港には多くの人々が集まり、岸壁は人また人でうめつくされていました。6年ぶりに昨年復活し大いに意気を上げた佐敷ハーリーとあって、今年も24チームが参加、馬天港に熱戦を繰りひろげていました。
ハーリーに先立って佐敷マリーナによる水上スキー、ヨット、ボードセイリングのデモンストレーションがあり、海の祭りの雰囲気は盛り上がっていました。続いて御願バーリーが津波古、冨祖崎、仲伊保の漁業者チームによって行なわれ、競漕にうつりました。
競漕は、敗者復活戦もあるトーナメント方式で行なわれ、激戦の結果、一位・嶺井道場、二位・七日会、三位・仲伊保漁業者の各チームとなっていました。
各チームを応援する家族連れや多くの見物客で賑わう港内敷地には各出店もみられ、この日は一大まつりとなっていました。