なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

佐敷の自然 生物たち㉞ オオゴマダラ

日本産マダラチョウ科の中て、最も大型の種で、前翅長75ミリを越すものもある。翅は黄白色の地に黒色の斑紋が多数ちりばめられていて、翅脈も黒色。
翅の形や、斑紋で雌雄の区別は難しい。腹部先端の究起で識別は容易である。
この大型の蝶の飛翔はゆっくりしていて簡単に捕えられる。林内をゆっくり飛翅している様は黒色の斑紋が新聞紙のインクにみえて、風に舞っている新聞紙を連想させるのか、子供たちの間ではシンブンチョウチョと呼ばれている。成虫は冬期の一時期を除き、ほとんど年中見られる。羽化直前の幼虫は黄金色で美しい 沖縄本島を北限とし、八重山、台湾、フィリピン、ボルネオ、スマトラ、マライ半島に分布する。

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大分類 テキスト
資料コード 008440
内容コード G000000548-0001
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第118号(1987年6月)
ページ 1
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1987/06/10
公開日 2023/11/17