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民泊協力会設立説明会 各集落単位の取組み強化へ

海邦国体時の民泊を成功させため、本町ではその受入れ態勢整備と充実強化を図っています。
現在、各集落単位での民泊体制づくりのための取組み強化を目的にした民泊協力会設立へ向けての活動が続けられています。
4月20日夜の仲伊保集落センターでの民泊協力会設立説明会をかわ切りに、冨祖崎、
手登根、佐敷、兼久、新里、小谷、新開、津波古と各集落における説明会が連夜にわたって行なわれました。
説明会では、先催県での事例の紹介や映画が上映され、また、本町独自の取組みに向けての意見交換などが行なわれました。
国民体育大会の成功を支えるひとつの柱ともいえる民泊は、町民の協力、地域社会の、各団体の協力なくしては成立し得ません。民泊家庭の努力と地域の協力が一体となったとき、民泊は大きな成功を生んでいきます。その意味で、民泊協力会は重大な役割をはたします。
まして本町は、共同調理・素泊り民泊方式を取入れており、民泊協力会の設立は欠かせないものといえます。
民泊協力会の設立によって、民泊家庭と地域社会、各団体との連携プレーもスムーズに行き、また国体開催時における歓迎会や交流会、地域の紹介や伝統芸能などの紹介もとどこおりなく実施できることになるでしょう。
地域全体で選手団を迎え、沖縄の、佐敷町の良さを十二分に味わってもらうための話し合いが、各説明会では熱心に続きました。花づくりなどの環境美化などの面でもこの民泊協力会は力を発揮することになります。民泊家庭を支える大きな輪が集落単位で広がっています。

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大分類 テキスト
資料コード 008440
内容コード G000000543-0003
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第117号(1987年5月)
ページ 3
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1987/05/10
公開日 2023/11/17