卒業、入学、進学、入社…この季節を彩るできごとである。うりずんの季節到来とともに毎年くりかえされている。町政も町民の皆さんの理解と協力によって61年度も無事終了し、まちづくりも一歩前進した。
さて、町政も昭和62年度がスタートし、さまざまな事業の策定や事業実施に向けての動きが開始した。
本年度は、何んといっても海邦国体という…大イベントの開催がひかえている。日本全国各地からの大々を迎える国民体育大会の開催は、佐敷町の良さを知ってもらい、また、多くの人たちとふれ合い、友情を深める良い機会である。
ぜひとも成功させ、今後のまちづくりの展望を開く要素のひとつとしていかなければならない。諸準備、諸取組みも、町民の皆さんの協力によって一段と進んでおり、心強い限りである。
農村総合整備モデル事業、沖縄新農業構造改善緊急対策事業の実施、国立厚生年金休暇センターの建設、マリンタウンプロジェクト構想等々、本年度は佐敷町にとってひとつの大きなターニングポイントになると思われる。
国体成功をバネにし、新しいまちづくり、豊かなふるさとづくりを強力に推し進めていかなければならない年である。まちづくりには、町の主人公である町民の皆さんの参加が必要である。いろいろな参加の仕方があるはずである。町民の手で、知恵で町民のまちを。(収入役)