第4期栄養改善教室 感想文集『ばらんす』より
1日30食品を 手登根 呉屋正枝
私は、去る6月17日より毎週火曜日、22回にわたって開催されました栄養改善教室で学ぶ機会を得、私なりに感じたことを書いてみたいと思います。
栄養士の我那覇朝子先生の健康で明るい笑顔での講義、グループに分れての調理実習。私は、目標に「1点80キロカロリーを考えてバランスのとれた食事」をかかげて受講いたしました。
これまで自分なりに食事づくりに気を配ったつもりでしたが、調理実習を通し、塩分、糖分、油脂のとりすぎであることを知ることができました。また、お弁当をお互いに見せ合って、バランスがとれているか、色合いはどうか、いろいろ工夫し手づくりでおいしそうに盛り合せているか批評し合い、さらに、先生のアドバイスもまじえながら昼食をとるなど有意義なひとときも持てました。
私は、都合により全日程受講することはできませんでしたが、栄養士、保健婦、医師、心理学の先生方のお話を聞いているうちに、成人病のほとんどが食生活とつながりがあることがわかり、正しい食生活は健康の基本であり、成人病の予防と健康の増進のためにも重要であることを学びました。
私は、1日30食品を目標にして「自分の健康は自分で守る」、「家族の健康は食生活をあずかる主婦が守る」を合言葉に、地域に健康づくりの輪を広げていきたいと思います。
健康は地域の誇り 新里 宮城節子
最近「成人病の予防」「病気の早期発見」ということばをよく耳にします。町役場では、年1回の住民検診を行なっていますが、受診者の約半数の人に何らかの異常が発見され、適切な保健指導の必要性が認められているそうです。
これらの問題に対処し、住民の健康づくりを推進するため「自分の健康は自分で守る」をモットーに、今年も栄養改善教室が開かれました。私は2度目でもあり、張り切って受講いたしました。
内容は、私たちに密着した健康な食生活、成人病予防食、体操、精神衛生、総合的健康づくり、そして、実習、実技など盛り沢山であり、楽しく勉強させていただきました。受講回数が進むにつれ、自分自身の食生活がどれほどカロリーオーバーしているものであったかよく知ることができました。
肥満気味な私には、大へん参考になり、目標(減量)達成を可能にする食事づくリ、食生活に教室での勉強が役立っております。
家族の健康管理は主婦の手で行ない、健康であることは地域社会の誇りだという認識のもと、これからも頑張ってまいります。
実戦的勉強が… 津波古 上原伴子
栄養改善教室に参加して、あっという間の半年でした。
受講直前、血圧が少々高いという主人に”塩分”と”脂肪”をひかえた食事をと要望されていました。しかし、どうやって作るか、どうしたものかと考えてしまっていた私でした。
そんなとき、知人から「とても勉強になる”栄養改善教室”がある」と聞いて、さっそく参加させてもらいました。
年齢がいちばん若い私でしたが、講師の先生や教室のみなさんからいろいろな知識や経験などを聞かせてもらい、多くのことを楽しくおぼえることができました。
これからも、家族の健康を願い、いろいろな工夫をしておいしい食事、バランスのとれた食事作りをして行きたいと思います。