なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

佐敷の自然 生物たち㉛ ミフウズラ

方言名 ウジラー。体長14センチ内外、雌は喉から上胸にかけて黒い。雄は雌より小さくて色彩はにぶく、喉は白。
留鳥で、年中見られる。農耕地や、その周辺の草地に住む。繁殖期に雌はしきりに、ブーブーブーと鳴く。特に夕暮れや、明け方によく鳴く。雌は産卵を済ませると、抱卵を雄にまかせて、他の雄を求めて去って行く。本町でも、夏のころ3、4羽の子どもを引きつれて農道を横切ったりするのをよく見かける。
巣はチガヤ、ススキの中につくり、メジロの巣に劣らない精巧なものである。
方言のウジラーシー(賢いの意味)の語源はこの辺かも?これに対し、粗雑なことをホーターシー(ハトの巣)のようだ、という表現もある。

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大分類 テキスト
資料コード 008439
内容コード G000000541-0001
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第115号(1987年3月)
ページ 1
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1987/03/10
公開日 2023/11/17