海邦国体の開催まで余すところ8カ月。諸準備、取組みがなされている中、本町においては「民泊家庭のつどい」が行なわれた。国民体育大会開催時の選手団、監督の皆さんの宿泊は、民泊で対応する態勢づくりを進めて来た本町は、このほどその民泊受入れ達成率を100パーセントとし、今回の「民泊家庭のつどい」となったものである。
県内各市町村にさきがけて達成された民泊受入れ態勢は、大きな評価を得ることとなり、今後、本町の国体成功へ向けての大きなはずみとなることであろう。この成果は、なによりも町民一丸となった取組みのあかしではなかろうか。
先催県においても「民泊態勢づくりの成功が国体成功へつながる」といわれ、様々な努力がなされて来ている。本町では町民の皆さんの関心の高まりと協力によって、その態勢の基礎がいちはやくでき、今後はいかにしてそれを充実させていくかが間われるところである。
「民泊家庭のつどい」では各家庭の民泊にあたっての抱負など多くのご意見を聞かせてもらうことができ、態勢の充実は約束されたものと信じている。
海邦国体では、わが沖縄を全国に紹介し、佐敷町の良さも民泊を通じぜひ多くの人々に知っていただきたいと思う。民泊においては、多くのふれあいが生まれ、友情の花が大きく開くことであろう。「つどい」に参加して、皆さんの意気込みからそれが強く感じられた。(町長)