全長150ミリメートル内外、ヒタキ科に属する小鳥で、体の背面は暗褐色、腹面は胸から腹部にかけて白の地に暗褐色の縦斑がある。翼には白帯があり、嘴や脚は濃緑褐色である。
この小鳥は、春と秋に日本全国に渡来する旅鳥で、平地や低地の草地あるいは林縁に生息し、蝿などの群がるチリ捨て場など昆虫類の多い所で採餌する。
ウスリー地方、力ムチャッカ、サハリン等で繁殖し、冬季はマライ諸島で越冬するといわれている。
あまり目立たないので、おそらく方言名はないであろう。
写真は昨年9月、字新里、つきしろ学園の農場近くで撮影したもの。