肥沃な土地に恵まれた本町農業の一大発展の契機ともなる農村総合整備モデル事業の着工記念式典が、11月25日午後2時より町老人福祉センターにおいて行なわれました。
本事業は、昭和59年度に国土庁の指定により農村総合整備計画を作成し、60年度に農村総合整備モデル事業の実施計画地域承認を受け、今回の着工記念式に至ったものです。事業は、昭和73年度完了という長期計画となっており、農業生産基盤整備、農村環境基盤整備、農村環境施設整備などの諸事業を総額約11億700万円をかけて実施することになっています。
すでにこの式典に先がけて伊原区内での集落道の整備が着工されており、事業は着実に一歩を踏み 出しています。今後、ほ場整備、集落排水施設整備、用地整備、さらに町民期待の農村環境改善センターなどが次々と整備されていくことになっています。
着々と進められている「まちづくり」と合せ、本事業は、佐敷町を大きく前進させる活力の源となっていくことでしょう。
式典では、大城裕行沖縄総合事務局農林水産部長、久手堅憲信県農林水産部長、金城繁正県土地改良事業団連合会長の皆さんが祝辞を述べ、本町の将来に期待をよせていました。本町の新たなスタートを示す式典となっていました。