動脈硬化症は老化現象の1つで、年をとるにつれて増加しますが、起き易い条件もあります。それは、高血圧、喫煙、血液コレステロールの多いことの3つです。このほかにも肥満、糖尿病、痛風のある人におこり易いといわれています。
中年に多い成人病の中でもこの動脈硬化症の予防と治療は、1番重要な問題になっています。
中年を過ぎたら、定期的に成人病検診を受け、早期発見につとめるとともに、異常があれば、医師の相談のもとできちんと治療を続けることが大切です。何よりも日頃の生活の中で、バランスのとれた食事と休養を十分とりながら、体をよく動かすということが予防の第一です。