前号で紹介しました佐敷小学校と馬天小学校の児童による「交通安全・手紙作戦」にあたたかい反応がありました。
佐敷小学校三年の渡名喜理沙ちゃんの書いた交通安全を願う手紙に、知念村に住む主婦・前城富子さんから心のこもったお礼と決意の返事が届いたのです。
交通事故のない明るい町、安全な通学路を願って書いた理沙ちゃんの手紙は、町交通安全母の会会員の手によって9月22日早朝の交通安全街頭指導中に渡されたものです。
理沙ちゃんの願いにうたれた前城さんは、「きれいな字の理沙さんのてがみを読んで、うんてんにはじゅうぶん気をつけなければいけないと思っています。理沙さんも車に気をつけて道をあるいてくださいね。おばさんもがんばります」としたため、感謝のことばと安全運転の決意も葉書に書き入れていました。
前城さんからのあたたかい返事をもらった理沙ちゃんは、交通安全の願いが通じたと大喜びをしていました。この出来事は、琉球新報でも写真入りで大きく紹介されるなどし、理沙ちゃんの家の近所でも大きな評判となっています。
心あたたまる手紙のやりとりは今後の交通安全に大きな力となることでしょう。子どもたちによる交通安全・手紙作戦は大きな成果をあげているようです。