沖縄県納税表彰、仲伊保のカジマヤー合同祝いと、本町にとって誇りとすべきうれしいことが続いた。前者は町民の皆さんの納税意識の高さが評価されたものといっても過言でないものであり、後者は長寿町のあかしといってもよく、また、町民1人ひとりの日々の健康に対する心がけのあらわれといってもよいと思われる。
町政は、町民の皆さんあってのものであり、その理解と協力なしでは前進、発展はあり得ないものです。行政主導型の町政だけであったならば、いつしかその歪みは大きな破局をむかえることになってしまう。
町民の皆さんの町政への協力は町発展の大きな活力であり、いいかえれば町政は町民の皆さん1人ひとりが担っているという意識が大きければ大きいほど佐敷跡は発展していくのである 納税表彰も、町民の皆さんの納税意識の高さのあらわれであり、「みんなの町」という心のあらわれであると思われる。参加意識、みんなで支える意識が今回の表彰につながったといってもよいであろう。
また、同集落で、それも比較的小さな集落で同時に3人もがカジマヤーを迎えられたということは、ご本人の健康管理もさることながら、ご家族、地域住民のさまざまな形での協力があってこそではなかろうか。ここにも「みんなの力」が働いているのである。町は共同体でありその構成員がまとまり、協力し合った時、すばらしい力を発揮するものである。 (町長)