脳卒中を起こさないためには、一般に脳卒中の危険因子とされている高血圧、高脂血症、心臓病を十分にコントロールすることが最も大切であることはよく知られています。
しかし、このような病気を持っている人が、すべて脳卒中を起こすわけではありません。
脳卒中の患者は”前ぶれ”と思われる症状を経験していることがあります。これは一過性脳虚血発作と呼ばれ、小さな脳卒中発作といえるものです。前ぶれの症状としては、①運動麻痺が起こる②しびれ感がある。
③言葉がしゃべりにくい④ものが二重に見える⑤めまいやふらつきがある等です。危険因子の感じられる方、くれぐれもご注意を…。