なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

盛り上がる婦人集団演技練習  沖縄の心と美しさを表現

海邦国体を彩る婦人の集団演技の練習が着々と進んでいます。14カ月後の国体開催時には、各種マスゲームと競い合ってメイン会場となる沖縄市陸上競技場を盛り上げることでしょう。
現在、県国体事務局集団演技部門担当の荒川愛子氏の指導のもと「海邦国体音頭・笑顔の美らさ」「南嶽節」の練習が続けられています。これまで中央で3回の練習が行なわれ、佐敷町、玉城村、知念村合同の地区指導講習会も実施されています。
さる7月20日には、町老人福祉センターにおいて地区指導講習会が行なわれ、40余の婦人が熱心に指導を受けていました。海邦国体の婦人集団演技の出演者は県からの委嘱を受けた皆さんで、本町では、津波公子さん(佐敷)以下15名の方が演技の練習と取組んでいます。
今後も、集団演技の練習は続けられ、沖縄の心と美しさを表現する演技として完成されることになっています。

民泊実践記録⑫ 「わかとり国体」鳥取 
部落あげての歓迎 賀茂町 北村都
わかとり国体を迎えるにあたり、私たちは部落をあげて、軟式野球の少年の部群馬県伊勢崎クラブ20人の選手を迎える準備に取組みました。
プランターに植えた美しい花、「ようこそ 伊勢崎クラブ」、「燃えろ上州男児」「吹けよからっ風」等と書かれた横断幕、公民館には、子ども会が選手達を激励する言葉を筆で書いて壁にはり、その他の飾りつけもしました。
到着の朝は、家にいる人全員道路に出て拍手で迎えました。
1回戦は、子ども会をはじめ皆で応援にかけつけ、力いっぱいの声援で、選手達ともども燃えました。
しかし、2回戦で惜しくも敗れました。
選手達との別れの朝、自分の家の子どもを送る思いにかられついホロリとしてしまいました。
「砂丘の砂は熱いですか」、「どれ位広いのですか」等々と聞いていた選手達は、帰りに思い切り砂丘に遊び、山陰海岸の美しさを胸に帰って行きました。
監督さん、選手達、または御父兄から、丁重な礼状をいただき本当にうれしく思いました。
国体での心と心のふれ合いは大へんすばらしく、いつまでも思い出に残ります。

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大分類 テキスト
資料コード 008439
内容コード G000000533-0022
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第108号(1986年8月)
ページ 10
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1986/08/10
公開日 2023/11/17