ふるさとを愛する心は、どんなかたちであれふるさとそのものを輝かせるようである。
町民の皆さんのふるさとを愛する心は、先般実施された海浜清掃や交通安全住民大会といった形でいろいろ発揮されている。
自らの手で、自からの力で美しく、そして明るく住みやすくしていこうというその姿勢、努力には頭の下がる思いである。
小学生や中学主のスポーツをはじめ各種大会でのがんばり、活躍も、母校のためという気持ちがどこかで支えになり、優秀な成績につながっているものと思う。これらもふるさとを愛する心のひとつのあらわれと信じている。
私たちの生活する佐敷町が将来にわたって住みよい明るいまちとなっていくには、この“ふるさとを愛する心”をさらに育てていくことを中心にまちづくりを進めていく必要がある。
形がどんなに整っても、それを生かし、活用する心がなければ無に等しいものとなってしまう。自分たちのまち、住む者ひとり1人のふるさとという意識がなければ、本来のふるさとは形成されてこないであろう。
いま、本町にはいろいろな花があざやかな彩りをみせています。これも、ふるさとを愛する心のあらわれと感じている。町民の皆さんのちょっとした心がけが、佐敷町をより輝かせるのである。緑のまち、花のまちといわれる本町は、さらにふるさとを愛する心が育ち、大きくなればより輝くはずである。(町長)