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交通マナーの向上めざし  町交通安全住民大会開かる

交通ルールの確立とマナーの徹底を願って、7月26日午後2時から町老人福祉センターにおいて佐敷町交通安全住民大会が行なわれました。
夏休みの交通安全運動中の大会とあって関心も高く町民をはじめ多くの参加者を得ていました。大会は、開会あいさつ、会長あいさつと進められ、次いであいさつに立った山田耕与那原警察署長は、「交通安全は単なる掛け声だけでは達成されません。シートベルトの着用やヘルメットを必ずかぶるといった個々人の自覚、交通安全意識の向上が大切です。また、地域住民の協力も忘れてはなりません。子どもやお年寄りなど交通弱者を交通禍から守るのは、地域の人々の協力が何より大事です。交通事故第1当事者ワーストワンを返上した経験をもとに、佐敷町を交通事故のない、明るい安全な町にするよう今後ともご努力くださり、ご協力いただきたいと思います」と、交通安全対策の地域におけるあり方を述べていました。
続いて、玉城町議会議長が「住みよい佐敷町をつくるために、交通事故を撲滅しましょう」とあいさつを述べ、さらに、母親の立場から嶺井敬子町交通安全母の会会長があいさつを述べました。大会最後は、交通安全宣言が高らかに宣言され、続いての町内街頭指導とパレードに参加者はそれぞれ出発していきました。
交通安全宣言で実践が誓われたことは以下の通りです。

一、家族、職場ぐるみの交通安全活動を積極的に推進し、交通安全思想、交通道徳を普及徹底し、正しい交通ルールとマナーの実践を習慣づけて交通事故防止を図る
一、死亡事故に直結する飲酒運転は、「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな」の精神で徹底追放する
一、子どもと老人を交通事故から守る運動を推進する
一、「自らの命を守るシートベルト」を着用する
一、二輪車に乗るときは、ヘルメットを着用する
 
昭和61年7月26日

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大分類 テキスト
資料コード 008439
内容コード G000000533-0004
資料群 旧佐敷町(佐敷村)広報
資料グループ 広報さしき 第108号(1986年8月)
ページ 2-3
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 佐敷
発行年月日 1986/08/10
公開日 2023/11/17