美しい海をさらに光り輝かせようと、町内の海岸の一斉清掃が7月20日午前9時より実施されました。海に面する集落の人々はもちろんのこと、面していない集落の人も“私たちみんなの海”ということで参加協力、一大海浜清掃となっていました。
カマやクマデ、チリ袋を手にした町民の皆さんが、東は仲伊保の船揚げ場付近から、西は馬天自動車学校裏海岸まで、本町の海に面した所全てが一斉に掃除されました。雑草の生い茂った海岸、心ない人たちが捨てたアキカンや大型ゴミが次々と除かれ、たちまちのうちに各所でゴミの山が築かれていきました。
本町の海岸域は、県指定の天然記念物のハマジンチョウの群落をはじめマングローブなども自生しており、貴重な地域となっています。荒れるにまかせておけば、その生育も危うく、今回のような一斉の海岸清掃は大きな意義があります。
休日にもかかわらず、多くの町民の皆さんの参加で行なわれた海浜清掃は、海岸域をきれいにするだけでなく、自然を守り育てるといった面からも大きな成果を上げていました。