ウミンチュの祭典、豊漁と海の安全を祈願するハーリー大会が、6月15日午後2時から馬天港内で行なわれました。
佐敷中城漁業協同組合の主催で開催されたハーリー大会は、6年ぶりの復活です。本年3月に完成した本格的ハーリー舟3隻を用いての大会は、町民だけでなく近隣市町村から多くの観客を集め、岸壁はもとより、船揚場や荷置場などかなりの広さを誇る馬天港をうめつくし、最高の盛り上がりをみせていました。露店も数多く出店し、一大祭典となっていました。
本番のハーリー競漕にさきがけて、海の祭りにふさわしく佐敷マリーナの協力によって水上スキーのデモンストレーション演技が行なわれ、祭典気分を一気に盛り上げていました。
各職域対抗となったハーリー競漕は、21チームが600メートルでタイムを競うタイムレースで行なわれ、それぞれ練習の成果を本番にぶつけていました。そろいのユニフォーム、ハチマキ姿の選手たちは馬天港せましと水しぶきを上げていました。決勝は中城漁協と与那原警察署、東部消防本部で行なわれ、海人の中城漁協が見事優勝を飾りました。