それぞれが持てる力を出し合い、協力し合ったときに生まれる力が如何に偉大で、また尊いものであるかを心に刻むことができた。
6月25日から、糸満市、那覇市、そして本町新開球場を会場に行なわれた海邦国体のリハーサル大会といえる西日本軟式野球大会の運営に協力してくださった皆さんの姿を拝見していてこのことを感じたのである。
開会式前日までの準備の段階でもこのことはいえる。いろいろな形で、いろいろな団体、機関の方々の陰ながらの協力が大会成功の大きな力となっていることを声を大にしていいたい。
本町においては、この種の大会としてはこれまでの最火級のものであり、運営を担当する町国体実行委員会においても、とまどう点などは多くあったことと思う。しかしながら、そのような試行錯誤も、婦人会や青年会、区長会、そして中学生のおしみない協力によって、準備をはじめ、大会も事故や障害が起こることなく運営され、成功に終った。
大会関係者にとっては、ホッとしたことであり、また、海邦国体成功への大きな自信につながったことであろう。本番さながらの体制で望んだ大会であったことが好結町民の皆さんの積極的な協力が如何に大事であるかがはっきりとした大会であった。来る海邦国体での町民の皆さんの協力は、本町の名を高めるにちがいない。(収入役)