6月26日午後4時、南国沖縄を象徴するような青空が広がる中、第8回西日本軟式野球大会の開会式が行なわれました。会場の糸満市西崎球場には、糸満市、那覇市、そして本町の各国体実行委員会、役員、関係者が勢揃いし、西日本の精鋭25チームの堂々の入場行進が行なわれ、5日間の大会の幕は切っておとされました。
糸満市内の中学校3校のブラスバンド隊の演奏にのって、各チームが入場行進し、最後に、わが沖縄から参加のユーザー友の会、糸満プロパン、東部消防本部チームが堂々の入場行進をし、スタンドからの熱い声援を受けていました。
開会宣言、大会旗掲揚、市・町旗掲揚の後、優勝旗の返還が前年度の優勝チームの諌早クラブ(長崎県)によって行なわれ、大会会長あいさつ、祝辞と開会式は進められました。下門糸満市長、親泊那覇市長に続いて、山城時正町長は「海邦国体成功の気運を盛り上げる大会として意義深く、選手の皆さんのご健闘を期待しております」と歓迎のことばを述べていました。糸満プロパンチームの金城主将が選手宣誓を行ない、各チーム闘志を燃やしての開会式は終わりました。
27日より、西崎球場、奥武山公園球場、佐敷町営新開球場で熱戦が展開されました。東部消防本部は投手戦の末、4-0で和電パワーズに敗れ、ベスト8進出はなりませんでした。盛り上がった大会は、30日の決勝戦で幕を閉じ、佐敷県の進藤病院チームが優勝の栄冠を勝ち取っていました。