最近、型式承認の失効した古い消火器を使用して、破裂し負傷事故等が各県で多発の傾向にありますので十分注意しましょう。特に古い消火器(昭和52年以前購入を目安)をお持ちの方は、ご自分で失効の確認をするか消化器販売店に確認を依頼し、もしも、失効消火器に該当するものであれば絶対に使用したり、放置したり、チリ等に出さないで、すみやかに消火器販売店(消防設備士のいる店)へ廃棄処理を依頼してください。
失効消火器とその特例期間は、消火器の種類や製造年月日をよって判別できます。現行の規格に該当するものには、①適応火災を示す文字表示があり、②アルミ製黒色印刷の国家検定合格証がつき、③使用温度範囲の表示があります。
【粉末消化器外観点検は】
○本体容器に著しい腐食変形、塗膜の剥離、錆がないか底部にも注意 ○封印の損傷脱落はないか ○安全栓は錆や腐食がなく、確実にセットされているか ○チェックマークは外れていないか O起動レバー、把手に変形損傷腐食はないかO排圧栓のついているものはラベルがついているか。確実に締めつけられているか ○上蓋に損傷腐食がないか ○減圧孔はホコリ等でつまってないか ○ホースに傷やひび割れがないか。ゴム質が著しく変化していないか ○ホーンが変形損傷老化していないか。ノズルホーンにつまりはないか ○ゴムキャップが損傷老化していないか 等々が粉末消火器の外観点検のチェックポイントです。
◇東部消防本部予防課 ℡7-2200